特長(ETP-E Plusモデル)
- 正確で簡単な位置決め
- 省スペースを実現
- 高い同心度
- 確実でスピーディな取り付け
軸方向・回転方向での位置決めが任意に行え、正確な同期調整が必要とされる装置への取り付けが容易です。
軸に対してラジアル方向から締結できるように設計できますので省スペース設計が可能です。
低慣性でコンパクト・軽量な設計に寄与します。
面圧は軸側・ハブ側とも均一なので、ハブの外径を小さくしても高い同心度が保持されます。
そのため、高速回転で使用する場合でも、遠心力によるアンバランスを小さくすることができます。
一本のボルトを規定のトルクで締め付けるだけで、確実な取り付けが行えます。
製品一覧
軸とハブの結合をボルト一本で簡単・迅速に行えます。同心度は0.02mmとすぐれているので、高精度が必要で着脱頻度の高いところに最適です。ラジアル方向から締め付ける構造なので作業スペースを取りません。
ETP-T
軸とハブとの結合を1本のプレッシャースクリューのみで簡単・迅速に行えます。回転方向・軸方向へ位置決めが必要な設備の組み立てを容易にし、繰り返しの取り付け・取り外しが必要な箇所にも有効です。また、軸とハブの同心度は0.006を満足しますので、超高精度な位置決めが可能です。
ETP-A
軸とハブとの結合をフランジ面に配置したクランピングボルトの締め付けによって簡単・迅速に行えます。メカ式と比べて少ないボルトの本数で締め付けができ、すり割がないため、同心度0.05と高精度な結合が可能です。
ETP-H
ポンプによってオイルをスリーブ内に圧入し、内部に組み込まれたテーパーピストンのくさびを移動させることで、軸とハブはスリーブを介して強力に結合されます。また、結合に使用したオイルはピストンの移動にのみ必要であるため、結合後に圧力はかからず、テーパピストンのくさび効果のみで保持されます。