進化した鉄心形状、インバータ駆動への最適化、ステータコイル温度の低減など、
革新のテクノロジーで強化された次世代のグローバルスタンダードが、
今、時代のニーズと環境対応に応えて登場しました。
JIS高効率規格(JIS C 4212)に対応
モータの心臓部である鉄心形状の最適化、材料の高級化をさらに進め、損失を約20~30%(当社標準モータ比)低減。長寿命化の実現
・コイル寿命2倍(日立標準モータ比)・軸受寿命2.5倍(日立標準モータ比)
インバータ駆動への最適化を実現
低損失設計によって、0.4~15kWの4P機種は、インバータでの1:10 (6~60Hz)の100%定トルク運転を可能としました。(日立センサレスベクトル制御インバータ採用時) もちろん400V級モータには、日立標準モータで評価の高い、インバータに対応した絶縁システムも採用しています。(460V 60Hz受電は除く)
標準モータと同一取付寸法
標準モータ、従来の高効率モータと同一で、容易に置き換えることができます。環境に優しい低騒音・低振動
ザ・モートルシリーズで高い評価をいただいています低騒音・低振動技術を踏襲。使えば使うほど経済性アップ
稼働時間に比例して経済的に有利となり、特にモータの使用台数が多く、長時間運転する用途には、効果がはっきりとあらわれます。
(屋外型)保護構造IP55を標準採用
欧州を始め国外の屋外仕様モータは、IP55が標準採用されています。従来日本国内では、IP44構造を標準にし、IP55は受注対応を行ってきました。グローバルスタンダードをめざす新シリーズでは、屋外モータのシリーズとしてIP55を国内で初めて標準採用。採用したIP55構造は日立独自の設計思想から、より信頼性の高い構造としています。(屋外型)耐熱クラスのグレードアップ
従来、出力0.4~3.7kWでは耐熱クラスEを、5.5~15kWでは耐熱クラスBを採用してきました。新シリーズでは、モータの温度上昇は同レベルとした上で、絶縁物をより信頼性の高い材料に変更、耐熱クラスFのグレードを実現
しています。 モータ温度上昇は従来と変わりありませんので、パッケージに入れてご使用の場合の庫内温度状況は
従来と変わりません。 これによって耐熱クラスの表記は、0.4~3.7kWではF(E-RISE)、5.5~15kWではF(B-RISE)となります。