試験用途の拡大と高精度試験への対応で、これまで不可能だった試験が可能に。環境・安全への配慮とユーザー目線での操作環境を整えた待望の新シリーズです。
性能の向上
スペックの向上により試験用途の範囲拡大と高精度試験への対応が可能になりました。
- 加振力向上
所要電力あたりの加振力が向上。従来機と同様のインフラで、さらに高加速度・大質量の試験が可能です。
- 標準76.2mm 変位
速度、加速度、変位仕様のバランスが最も良い、76.2mm 変位(3インチストローク)を採用。1台で多くの試験に対応することができます。
- 振動数範囲拡大
76.2mm変位を実現しながら、上限振動数を従来機より増加させています。
- クロストーク低減
従来機よりクロストーク加速度（横振動）を低減しており、精度の高い試験が可能です。
- 高速度衝撃試験対応
最大3.5m/sの衝撃速度試験が可能です。これにより、標準的な従来機では不可能だった試験が可能になります。
環境･安全への配慮
国際的な安全基準をクリアし作業環境をより安全に。また、さらなる省エネ試験を実現しました。
- 消費電力低減
同クラスの従来機と比較して、消費電力が低い振動試験装置です。
また、省エネ機能を使用した場合、全ての加振領域で従来機より省エネです。
- ヨーロッパ安全基準標準対応
ヨーロッパ安全基準（CEマーキング）標準対応品です。
操作環境
- 振動状況をどこからでも確認できる「システムモニター」
制御パソコンに有線/無線LANで接続されているパソコンやタブレットから、「加振機やアンプの状態・試験の実施状況・省エネ量・供試体の様子」を一目で確認できます。エラー時には対処方法をわかりやすく表示します。
確認はWEB ブラウザー上でできるので、パソコンやタブレットには特別なソフトウェアのインストールの必要はありません。
