NSK スペーシアシリーズ「ESA軸受」
ESA軸受は”オーステナイト系ステンレス+表面硬化層”の組合せにより、高硬度・高耐食・非磁性を実現した軸受です。大気〜真空の耐食環境及び非磁性環境に適しています。
〔写真提供:日本精工株式会社〕
特徴
(1) フッ素系固体潤滑(グリースフリー)
(2) 従来のステンレスSUS440Cより高耐食・高硬度
(3) 非磁性(従来の非磁性ステンレス軸受と同等)
(4) 大気〜10-6Paまで対応
(5) 完全非磁性のチタン合金軸受より低コスト
性能
●従来材との比較
| 材料 | 硬さ(HV)※1 | 比透磁率 | 耐食性 | 特徴 |
| ESA | 800〜1000※2 | 1.01以下 | ◎ | NSK開発鋼 |
| SUS440C | 670 | 強磁性 | △ | 一般ステンレス鋼 |
| 非磁性ステンレス鋼 | 450 | 1.01以下 | △ | 難削材のため高度な加工技術が必要 |
| ベリリウム銅合金 | 320〜400 | 1.001以下 | ○ | 酸化が起こりやすく取扱いが難しい 酸化生成物は有害物質である |
| 窒素ケイ素 | 1500 | 1.001以下 | ◎ | 難削材のため高度な加工技術が必要 高コスト |
耐食性・・・◎:腐食なし ○:わずかに腐食 △:一部腐食
※1:比較のためHV硬さで示す
※2:表面硬化層
